着物から洋服の時代

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『着物から洋服へ』

その変遷を最近調べています。
ディオール作『ニュールック』は、
戦後、着るものも不足する時代に
ロマンチックなロングスカートとして
女性たちの心をつかんだのだそう!
それはどんなに衝撃的だったことでしょうか。

昨日ニュースZEROで、
ディオールの軌跡をたどる
展覧会が銀座で開催されているのを知り、
今月イベント出店が多いというのに、
早く見に行きたくて仕方がありません!笑

着物は、昔は皆が普段着ていたけれど
今は自分で着れる人が限られており、
外国に対しては、
日本文化の切り札のように使われている。
着物というのは、つくづく特殊な存在ですよね。
もっと気軽に着られたらいいのになー
(と思って11/16着物さんぽを開催します!)

戦後の動乱期に現れた夢のロングスカート。
着物から洋服へ。
現代の着物という存在。
素敵な洋服が突然世の中に現れた
その当時の日本人の女性を想像しながら、
そして現代の自分に落とし込んで、
この展覧会を見てみようと思います。

あ、いろいろと書いたけど
目の保養になること間違いないです笑。


Diorの軌跡をたどる展覧会
「エスプリ ディオール」銀座で開催
会期/2014年10月30日(金)~2015年1月4日(日)
※2014年12月11日(木)、2015年1月1日(木)休館
時間/10:30 – 19:00
入場料/無料
会場/東京都中央区銀座3-5-8 玉屋ASビル

 


竹久夢二 大正ロマンの恋と文

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古い器と雑貨のお店、みずたま雑貨店です。
昔の素敵なものや流行をご紹介する
『モダン文化』のカテゴリーです。

先日見に行ってきたばかりの、
おすすめの展示会をご紹介しますね。


竹久夢二生誕130年 ~高相コレクションより~
大正ロマンの恋と文(ふみ)

大正ロマンを代表する画家、
竹久夢二の、
恋とラブレターをたどる
展示会です。

竹久夢二の描く美人画が大好きです。
古いものに関心ある皆さんの中にも
夢二ファンはいらっしゃるのではないかな。

夢二の絵は
もう随分見慣れたはずなのに
何度見ても、どの絵を見ても、
まるで、キレイな女の子を初めて見たかのように
胸がドキンドキンとしていまいます。

竹久夢二は恋多き人だったから、
女性を描く時も、
恋をするような目で見つめて描いていた…、
ので、絵にもその恋心が宿っている。
というのが私の推理です笑。

さて、展示では夢二の直筆の手紙や
版画もたくさん見られるのですが、
私が一番関心を持った部分は
夢二が大正3年、日本橋呉服町に開いた
『港屋絵草紙店』を紹介した文章の一部分です。
(メモしてきました。載せて大丈夫かな^^;)

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夢二はいち早く美術を日常生活に取り入れる試みを

成功させた画家であり、
夢二がデザインした着物や小物を身に着けようと
店内は流行に敏感な若い女性を中心に賑わった。
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いわゆる今でいう
雑貨店のようなお店なのですが
当時、それだけでもすごい事なのですが、
すでに商品のプロデュースまで
していたことに驚きます。
夢二も周りの人も商売の才能がありますよね。
アートとビジネスの融合というか、
その走りだったんだなと思います。

市の施設なので400円という
お得価格で貴重な資料と作品が見られます。
吉祥寺にお越しになる際
ひと駅足をのばしてお寄りくださいね。
三鷹市美術ギャラリーにて、10月19日まで。

◆三鷹市美術ギャラリー
http://mitaka.jpn.org/

谷根千にある『竹久夢二美術館』でも
夢二の展示会が開催されています。こちらは前期が9月28日まで。
(私もまだ行けてないので急がなくちゃ!です)

生誕130年記念 再発見!竹久夢二の世界
 【前期】美人画家・夢二 ―女性をおしゃれに、美しく―
◆竹久夢二美術館 
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/yumeji/exhibition/now.html

 みずたま雑貨店
HP http://mizutama5.com/
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