古い器と雑貨のお店、みずたま雑貨店です。
昔の素敵なものや流行をご紹介する
『モダン文化』のカテゴリーです。
先日見に行ってきたばかりの、
おすすめの展示会をご紹介しますね。
竹久夢二生誕130年 ~高相コレクションより~
大正ロマンの恋と文(ふみ)
大正ロマンを代表する画家、
竹久夢二の、
恋とラブレターをたどる
展示会です。
竹久夢二の描く美人画が大好きです。
古いものに関心ある皆さんの中にも
夢二ファンはいらっしゃるのではないかな。
夢二の絵は
もう随分見慣れたはずなのに
何度見ても、どの絵を見ても、
まるで、キレイな女の子を初めて見たかのように
胸がドキンドキンとしていまいます。
竹久夢二は恋多き人だったから、
女性を描く時も、
恋をするような目で見つめて描いていた…、
ので、絵にもその恋心が宿っている。
というのが私の推理です笑。
さて、展示では夢二の直筆の手紙や
版画もたくさん見られるのですが、
私が一番関心を持った部分は
夢二が大正3年、日本橋呉服町に開いた
『港屋絵草紙店』を紹介した文章の一部分です。
(メモしてきました。載せて大丈夫かな^^;)
***********************
夢二はいち早く美術を日常生活に取り入れる試みを
成功させた画家であり、
夢二がデザインした着物や小物を身に着けようと
店内は流行に敏感な若い女性を中心に賑わった。
***********************
いわゆる今でいう
雑貨店のようなお店なのですが
当時、それだけでもすごい事なのですが、
すでに商品のプロデュースまで
していたことに驚きます。
夢二も周りの人も商売の才能がありますよね。
アートとビジネスの融合というか、
その走りだったんだなと思います。
市の施設なので400円という
お得価格で貴重な資料と作品が見られます。
吉祥寺にお越しになる際
ひと駅足をのばしてお寄りくださいね。
三鷹市美術ギャラリーにて、10月19日まで。
◆三鷹市美術ギャラリー
http://mitaka.jpn.org/
谷根千にある『竹久夢二美術館』でも
夢二の展示会が開催されています。こちらは前期が9月28日まで。
(私もまだ行けてないので急がなくちゃ!です)
生誕130年記念 再発見!竹久夢二の世界
【前期】美人画家・夢二 ―女性をおしゃれに、美しく―
◆竹久夢二美術館
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/yumeji/exhibition/now.html
みずたま雑貨店
HP http://mizutama5.com/
https://www.facebook.com/mizutamazakka
https://twitter.com/mizutama_zakka