中国茶會レポート

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こんにちは、みずたま雑貨店です。
10月12日、クラシックホテル茶藝館の『中国茶會』
そして、『体験中国茶教室』が終了しました。
早くからご予約頂き、ご参加くださった皆さまありがとうございました!
『参加したかった~』というお声を満席になってからも頂き恐縮です。
こんな感じだったよ~という雰囲気、こちらで味わって頂けたら嬉しいです。

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『中国茶會』まずは中国茶を水出しした、ウェルカムティー。
本当は温かいお茶をご用意していたのですが、この日は30度を超える夏日で、
先生の心遣いで、急きょ冷たいお茶に変更しました。

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中国茶會の楽しみとは。
お茶の種類ももちろんなのですが、お道具や茶器の取り合わせも見どころなのです。
茶者の谷口ひろみさんは、道具の合わせ方やセンスが抜群で…
今回も古い器の柄や色や雰囲気をうまく取り入れて、場の雰囲気を作ってくださいました。

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急須(茶壺)の下にある大皿は、みずたま雑貨店の大正時代のお皿。
茶器は九谷焼の酒器。
(酒器は展示会で販売したものですが、谷口さんがお茶会の前々日に来店して
気に入って購入してくださり、早速お茶会に使ってくださったのでした)

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九谷焼のとっくりにいけた秋の花も、お茶会にいろどりを添えています。

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お茶菓子は、台湾で購入されたというもの。
『さんざし』をねって作ったようなキャラメルのような伝統的なお菓子です。
あ、こちらのお菓子の包み紙も赤色ですねー。
これは偶然ですが、こうやって細かい部分までピタリとはまると、本当に楽しい。
缶は、谷口さんがベルギーで購入されたもの。
クラシックホテルのイメージで選らんで持ってきてくださいました。

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イタリアで1780年から作られている、小さな砂糖菓子。
自然な甘みが口に広がり、その後にお茶を飲むととても美味しいです。
小さなスプーンもアンティークのもの。

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甘くてしっかりしたお菓子のレーズンサンドには、
紅茶のような色合いの、こっくりコクのあるお茶を。
後方のガラスのフタ付の容器の中には、台湾のドライフルーツ(パイナップル)が。
日本のものより、しっかりした歯ごたえで甘酸っぱく、こちらも中国茶に合いました。

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急須の中で開いた茶葉。こんなにたくさん!
次のお茶を頂くので、この茶葉はこれでおしまいなのですが、
本当はまだまだお湯を足して飲むことができるそうです。
中国茶は、一度の茶葉で何度も何度も飲めるので、
茶葉がちょっと高いなと思っても、実はとてもお得なんです。

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最終回は『体験中国茶教室』
参加者の皆さんの前には、急須とゆのみのセット、テキストが置かれています。

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急須の持ち方から始めて、実際にお茶をいれる練習をしました。
急須ってお湯の温度が伝わって、実はとっても熱い!
今まで先生が軽々と美しい手さばきで持っていたのがとても難しいということ、
教室を見て納得。
自分でいれた後は、先生にお茶をいれて頂きお茶会を楽しみました。

今回お出ししたお茶です。

・寿香
・有機白牡丹王
・阿里山烏龍茶
・紅水烏龍茶
・糯米香沱茶
※各回、多少茶譜を変えています。

今回の展示のタイトルどおり、クラシックな雰囲気の素敵な中国茶會となりました。
会場では中国茶の香りがたちこめ、心まで安らかになるようでした。
今回ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。
素敵な感想も頂きましたので、後日ご紹介させて頂けたらと思います。
また開催する時は、ぜひ参加してみてくださいね。


今回お茶をいれてくださった、茶者・谷口ひろみさんのブログです→★★

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